教材の選び方

視覚と聴覚、両方のもの

子どもにとって、アニメの魅力は何物にも代えがたいです。とにかく興味をもたせるために、面白そうなものは何でも使ってみるといいです。子どもは日本語のものにしてとせがむかもしれませんが、じっと見ているとセリフは分からなくても画面の面白さに引き込まれてなんとなく見てしまいます。

ドラマやドキュメンタリー、インタビューなどは、語彙力や高度のヒアリング力が求められるので、ある程度耳が慣れていろいろなことが分かってきたら使いましょう。慣れてきたところで、子ども向けのドラマや動物もののドキュメンタリーなど、子どもが興味を示しそうな素材を吟味して与えましょう。

話すスピードは自然のものがよいです。映像が理解を助けるため、テープやラジオよりも分かりやすいので、はじめから普通のスピードのものを選びましょう。最初はよく分からず、戸惑いもあるでしょうが、映像の面白さである程度の時間は耐えられるはずです。

退屈するようになれば、そこでひとまずやめて、根気よく繰り返していくと次第に分かるようになってきます。ビデオ教材の場合は、内容が面白ければ映像に助けられてレッスン形式になっているものでもある程度ついていけます。レッスン形式のものにも早めに挑戦してみるといいでしょう。

何巻かからなる、いわゆるセット教材の場合、ともするとはじめに意気込んで全セットを揃えたものの、結局は続かず無駄になってしまうことがよくあります。子どもも最初は興味を示しても、一度に何冊ものテキストや何本ものCDなどを見せられると、そのうち飽きてしまうでしょう。少しずつ様子を見ながら、小出しに与えていくのが大切です。そのとき必要な教材、興味をそそられるような教材を子どもと一緒に選び、求めていくようにしましょう。