子どもと英語教育について

子どもが言葉を覚える時期

子どもに英語を習わせたい場合、いつ頃の時期から始めたらいいのか悩むことでしょう。早ければ早いほどいいという人もいます。それでは極端に言えば妊娠と同時に英語を聞き始めればいいということになりかねません。胎児に効果があるとは思えません。では1歳からか、2歳からかという話になりますが、適齢といわれるものには幅があるのです。

3歳から7、8歳の間が望ましいと言われています。この年齢層の子どもはきわめて耳が敏感で、日本語や外国語に関係なく、微妙な発音の差を識別して真似ることができます。この時期はものを具体的、即物的に見たり考えたりするので、日本語との混同が起こりにくいのです。そして好奇心旺盛な時期なので、何でもやりたがります。

失敗も恐れないで、間違いを恥ずかしがりません。9歳を超える頃からは、徐々に左脳の役割が大きくなっていくと考えられていて、聞いた音をそのまま同じように発声できるようになるためのタイムリミットであると言われています。母国語を身につける時期だというふうに考えるのがいいでしょう。

したがって、この3歳からの時期にどのような形で英語に触れるかということが、子どもの英語学習にとってたいへん重要な意味を持つのです。勉強法には好みのテキストを使ったり、ラジオ講座を利用したり、海外の映画やニュースを見たり、英会話教室に通ったり、海外留学したり、さまざまな選択肢があります。英語教育は早くから時間とお金をかければ効果があるというわけではないのです。子どもの成長や興味などに合わせて、適切な学習環境を用意しましょう。