子どもと英語教育について

時間がかかる英語の修得

英語の修得には時間がかかって当たり前です。最近の保護者をみてみると、いかに短期間で子育てを見ているかということが分かります。つまり、結果をすぐに期待しているのです。とくに幼児期から学童期にかけての期待は、身体の成長が早いので他の事もすぐに結果が出ると思いこんで、気持ちがあせってしまうのです。

英語に限ったことではありません。他のお稽古事でも、たとえばピアノなんかは、3歳からずっと習わせているのに全然次の曲に進まなかったりします。モーツァルトを奏でている子どもの姿を期待しても、現実の姿とのギャップを目にしてため息をついたりしてしまいます。

ですから子どもの英語学習で、せっかく5歳から英語を習わせているのに、4年経っても何も進歩していないきがすると言って、子どもの学習をやめさせてしまわないでください。子どもの成長は計り知れません。それまでの努力が水の泡になってしまいます。

とくに子どもの英語学習は母国語である日本語ですらまだ完璧ではない時期に、同時に外国語を覚えさせようとしているわけです。そんなに簡単にマスターできるわけがありません。ところが親は英会話というと、子どもが小さい時のお稽古ごとぐらいにしか考えずに、せいぜい10歳くらいで答えを出そうとしてしまいます。

この時期はまったくもってナンセンスなのです。臨界期の前や最中に学習を中断させてしまうことは、子どもの英語学習において絶対にしてはいけないパターンです。子育てというのは実に長い年月がかかることを頭に入れておきましょう。